「カノン」★★★★☆
- 2020.11.01
- 日本映画鑑賞記
比嘉愛美主演作
金沢の料亭を切り盛りしていたのは、祖母(多岐川裕美)と孫娘(3姉妹の末っ子)の茜(佐々木希)。
病気により祖母が亡くなる。そして遺言にて、亡くなったと聞かされた母(鈴木保奈美)が生きているとわかる。
葬儀後に、3姉妹 長女 紫(ミムラ)、次女 藍(比嘉愛美)、茜が母がいるホームを訪ねると母はアルコール依存症が進み、さらにアルコール性認知症となっていた。。。。
母のことを調べるところから始まりますが、経緯もだんだんと判明し、父が心中しようとして自殺したことや、3人を連れて料亭を出て、母娘で暮らした経緯など。
経緯判明しても先が見えず、この話はどこに進むのだろう?と思って暗い気分になってしまいました。。。
ネタバレになりますが、最後は次女の結婚、長女のモラハラ旦那からの別居とハッピーエンドになってホッとしました。
見所は鈴木保奈美さんの演技が素晴らしかったです。トレンディードラマ世代の自分としては、こんな老け役や自堕落なアル中の演技ができるなんてすごかったです。
残念なのは、うまい役者に入ると佐々木希のただ声出すだけの大根っぷりが目立つことですね。3女は他の役者さんにはできなかったのかな?
北陸の観光地の景色が随所に出てくるのも和みます。おすすめです。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/353883/
2016年公開 画像はこちらから拝借
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