「天国の本屋〜恋火」★★★★★
- 2020.10.03
- 日本映画鑑賞記
竹内結子、玉山鉄二 主演作
天国の本屋には、死にそうになった人が来て、現世へ帰る。既に亡くなった人ももちろんいる。という、ちょっと設定はトッピですが、あまり考えずに受け入れて観るとよかったです。
恋人の花火師 瀧山(香川照之)の恋人だったピアニストの翔子(竹内結子)。
翔子は事故で片耳の聴力を無くし、病気により天国にいる。そこで、死にそうになったピアニストの町山と天国の本屋で出会う。途中までで完成していない曲を二人で完成させようとする。
現世では、翔子の姪、香夏子(竹内結子 二役)が、青年会の仲間と花火大会を再開しようと奮闘する。瀧山は事故から花火を離れていたが、香夏子の説得されるも花火を再度実施するのは断り続ける。
ネタバレですが、天国と現世が絡みながら進み、最後は豪快な花火と完成した曲(永遠)で終わるエンディングは感動しました。
この当時、竹内結子さんは23歳ぐらいですが、大人びていて、二役を見事に演じています。最近の映像と比較してもほとんど変わってないのは、昔から大人びた表情だったからでしょう。
香川照之は若くて、今と大分違って寡黙です。周りの役者の演技も上手く、映像も綺麗で、オススメの映画です。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/319606/
2004年公開
画像はこちらから拝借させていただいてます。
最後に、何があったかは本人しかわかりませんが、作品は残ります。ご冥福をお祈りします。
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